やる気スイッチは「入れる」ものではなく「入る」もの


こんにちは!スクールIE熊谷中央校、進路アドバイザーの坂田です。普段私は、どのようにしたら生徒さんはやる気が出るのか、何をしたら目標に向かって前向きに勉強をしてくれるのかなど、日々生徒さんたちを観察しながら、さまざまなアプローチをしています。
本日は、【やる気スイッチは「入れる」のではなく「入る」もの】をテーマに、やる気スイッチが入りやすい環境や生活リズムなどをご紹介させていただきます。
前回:『やる気スイッチが入りやすい環境を作ろう』

誰かが無理矢理「やる気スイッチを入れよう」と思っても入れられない

やる気スイッチとは、本人の意思に関係なく、何らかのきっかけ、何らかの要素がそろったときふいに、”パチン”と入るものです。

当然、親が「スイッチを入れよう」と思っても入れられるものではありませんし、「何でスイッチを入れないの」と子どもを責め立ててもスイッチは入りません。

私たちにできることはスイッチが入りやすい環境を整えてあげることなのです。そのためには生活習慣を整えて心身を元気にして、エネルギーを高めてあげましょう。

また、子どもは日々のさまざまな刺激をきっかけにして、スイッチが入ります。1冊の本だったり、あるいは1曲の歌だったり、時にはテレビのドラマだったり、これは子どもによってまちまちで、ここは決まった処方はありません。

ですから本や音楽などさまざまな文化に触れさせて刺激を与えてあげることはとても大切なことです。

このように環境作りをしていくなかで、何かのタイミングでやる気スイッチが入ります。
やる気スイッチが入りやすい環境を整えるだけでも、子どもたちは必ず変わっていくのです。

「やる気スイッチ」が入るのは勉強だけではない

「やる気スイッチ」とは特に勉強熱心になるための専用スイッチではありません。

やる気スイッチが入るということは、将来自分がどうなりたいかといった、強い希望や意欲が生まれた状態なのです。

というのも、人間の能力や才能は学問的能力だけではなく、芸術関連の才能、医療や建築関連のさまざまな技術に関する能力、人や組織をまとめ上げていくリーダーシップやマネジメント能力など実に幅広い分野にわたっているのです。

ですから、子どもによっては勉強だけではなく、芸術の分野でやる気スイッチが入る場合もあります。その場合、勉強もあまりせず、ひたすら絵を描いたり作曲に没頭するあまり、学業成績には直接反映されないかもしれません。

このようにスイッチは入っているけれど、親の希望する「勉強」分野ではなかったために、親がスイッチが入っていることに気がつかないというケースもあります。

しかし、やる気スイッチが入った子は、その関心の分野が何にせよ、たいていはいずれ勉強もするようになります。

なぜなら自分がやりたいことを実現するためには、多かれ少なかれ学力や知識が必要であることに気がつくからです。芸術の世界に進むにしても、専門的な技術分野に進むにしても、その分野以外の知識やスキルが絶対に必要だからです。

もし将来の目標がはっきりして、それに向けて本気で努力しようと子どもが決意すれば、自然と勉強も頑張るようになるのです。