熊谷市内 全中学校対象 ラウンドシステム(英語授業)について



熊谷市ではグローバル化に対応した教育をさらに推進するために、ラウンドシステム(1年間で教科書を始めから終りまで、何度も繰り返す授業)を導入した英語授業が実施されることになりました。

ラウンドシステムについて

ラウンドシステムを導入した授業とは1冊の教科書を最初から最後まで1年間で何度も繰り返し学習する方法です。

中学1年生の場合は、教科書を5周する予定で授業を行っていく予定です。

各段階の目標

1週目の目標は「概要理解ができる」こと

詳細な部分ではなく、英語の音声とヒントとなるピクチャーカードのみで教科書のあらすじを大まかに理解します。

したがって、単語や文法などはほぼ解説せず、教科書を音読することもしません。

2周目の目標は「音と文字の一致ができる」こと

音声を聞きながら教科書の英文を追い、音と文字の一致ができる」ことです。

生徒は、それぞれの文字の音を頼りに、聞こえてきた英文を選び出し、順番に会話を並び替えます。

3週目の目標は「音読ができる」こと

CDの音声をまねたり、登場人物の立場になって音読をしたりして授業を進めていきます。

さらに、音読できた英文をノートに書き写す「転写」の作業も同時に行います。

4週目の目標は「文構造をマスターし、会話につなげる」こと

聞き取った音声を踏まえて、教科書の英文に設けられた空欄を補充しながら音読する「穴あきリーディング」に取り組みます。

名詞・動詞・前置詞など品詞を意識して意図的に空欄を作り、英語の語順感覚(文法)を培うことが可能となります。

5週目の目標は「ピクチャーカードを使い、教科書の内容を自分の言葉で仲間に語る」こと

教科書のストーリーを自分の言葉で他の生徒に伝える「ストーリーテリング」を行います。

それから、ストーリーテリングで伝えた内容をノートに書き、教科書本文とは違う「マイオリジナルテキスト」の作成をして、すべての段階が終了となります。

ラウンドシステムの特徴-従来の学習方法との違い

それぞれの段階を追うごとに精度を高めていき、「内容理解」というインプットから「自分の言葉で表現する」アウトプットへと、徐々にステップアップしていくのが特徴となっています。

2020年の大学入試改革において、英語では「話す」技能も評価の対象となることから、それに対応するための学習方法の改善であると考えられます。

定期テストについて

各中学校の英語教諭より参考資料の提示があるため、それに従った対応が求められます。

授業で配布されたプリントや授業で自らが板書を写したノートが、今まで以上に重要になってくると思われます。

家庭学習について

1年生の7月までは音声指導が中心となり、英文を書く活動はほとんど行われません。

それまでの家庭学習につきましては、教科書に準拠した音声CD(4月以降に購入可能)を使った学習が効果的であると考えています。

スクールIEでの学習について

英語の4技能における「話す」能力は、確かにこれから必要となります。

しかし、高校受験の問題から文法や長文といった記述・読解問題がすぐに無くなるわけではありません。

学校で文法を習う時間が減る中で受験を戦い抜くには、しっかりと文法についても理解しなくてはなりません。

スクールIEでは、中学校の定期テスト、受験に対応できる英語指導を行っております。

一緒に中学校3年間の英語を乗り切りましょう。